心によって区別し、知り分け、
それによって、迷悩苦が生じます。
この心とは個別心、私の心。
全体心、一心は無限、さとり。
その菩提心 を発することが始まりです。
菩提心には、悟りを求める心と
求められる悟りそのもの、があります。
どちらも自心にある。
本来、心は無く光明であり、仏性や如来蔵である。
それを自覚するのが発菩提心。
『菩提心論』には、
三種の菩提心を説きます。
勝義・向上心、道を求めること、存在とは何かを体験すること。
行願・大悲、自他をすくうこと、生きること
三摩地・三昧、無限を悟り、完全に自由になること。
さあ、心の源底を見てみましょう。
自分の本性は何か、探してみましょう。