言葉には、
音声と意味があります。
それを正しく知っていれば効果的。
そうでなければ、
ムニャムニャボケボケと何を言っても同じ。
ありがとうございます、
という言葉の意味を知っている、
正しく言える。
だから言えば、唱えれば、
ありがとうございます、
の効果が現れます。
その言葉になる、
というか、
自分が変わる。
ありがせんびきとかげがじっぴき
ではなくて、
ありがとうございます、
と言う。
真言も同じで、
意味を知って正しく発音しなければ、
何を言っても同じです。
魔法じゃないのだから。
唱えて自分が変わる。
文字や音自体に神秘的な力があるのではなく、
その言葉の意味を知り、正しく発することで
自分の心が変わります。
私が知っている最も重要な真言は、
oṃ bodhi-cittam utpādayāmi
オーン ボーディチッタム ウットパーダヤーミ
法身の真実よ、菩提心を、我は起こします
これを無限に唱えます。
ありがとうございます、
と3回唱える、
できれば合掌して。
本当は感謝なんかしていない、
大嫌いだ、
と思っていても関係ない。
とにかく唱える。
相手を思い出して、
故人でもOK。
ごめんなさい、
と3回唱える。
できれば合掌して。
本当は懺悔反省していないけれど、
言う、唱える。
唱えて
聞いて、
思って、
自分が仏に変わります。
真言念誦は仏を体験するための
トレーニングです。
唱えてそれになる。
唱えれば先天的な慈悲が現れます。
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