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密教、仏教、精進料理、望診法の

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瞑想

仏教と密教

孔雀坐

両肘の上にお腹を乗せて、全身を浮かせます。 肝臓、脾臓を押して、強制的に血行を良くする、と考えています。山崎先生の『密教瞑想法』には、脾臓や肝臓の肥大・糖尿病・内臓下垂・便秘・胃炎・痔等に効果があり、全身にファイトが漲ってくる、とある。 孔...
仏教と密教

迷いの大物

それを『菩提心論」では無始の間隔けんきゃくといっています。「始まりの無いくらいの昔から、 衆生と仏とを隔てる微細の迷い(自我)があるがために、 すべてを知る智を身につけることができない」 自心は仏のように虚空のように無限の可能性をもっている...
仏教と密教

気が散る時はどうするか

もし、精神集中・精神統一できないのなら、イメージしてみましょう。 口から出る息が、すーっとどこまでものびて、宇宙全体に広がります。 その宇宙からの空気が、スーッとやってきて、自分の鼻に息が入り、自心に収まる。 そうして 呼吸の息は宇宙に遍満...
仏教と密教

合掌

合掌は、お願いのポーズゴメンゴメン、と謝罪のしぐさ。 元々は敬礼作法。礼拝、挨拶の姿。右手が 仏、智慧(悟り、ゴール、自心を知ったレベル)左手は衆生、禅定(トレーニング、自心を観察する) この両手が合一するのは、仏と衆生融会の姿、すなわち成...
仏教と密教

お祈りが必要な理由

『菩提心論』に書かれています。無上の正しき完全な覚りである、阿耨多羅三藐三菩提あのくたらさんみゃくさんぼだいを求める人に必要なのが、勝義しょうぎ、行願ぎょうがん、三摩地さんまじ。 勝義は最高の智慧、存在とはなにか、一切のものに自性なく、一切...
仏教と密教

イメージしてみる3 vajra 

金剛杵こんごうしょとか五鈷杵と云います。 魔をやっつける武器、だから、貪り瞋り愚痴慢心怠惰を破るもの。真理の象徴。 とても固くて壊れないので、菩提心の象徴。悟りを求める心、求められる悟りそのものは、堅固で丈夫。 魔を打ち負かしたり、悟りを得...
仏教と密教

イメージしてみる2 padma

自分と自心は虚妄ですが、自分以外の現実は事実です。密教では、現実は真実(大日如来)の顕現と考えています。 真実世界では、全ては本来清浄なので、私も清浄。 蓮華が、泥中に生じて、汚れず清らかで美しいように。 『般若心経秘鍵』に、「蓮はちすを観...
仏教と密教

イメージしてみる1 candra

「菩提さとりの心を形で観ずるときは月輪」(『菩提心論』) 「我、自心を見るに形月輪の如し」「自心をよくよく観察する精神統一によって、 自分の心臓の上に月輪の姿がみえてくる」(『金剛頂経』) 覚鑁さんの『一期大要秘密集』には、月輪の十徳として...
仏教と密教

自分を供える

お土産やプレゼントを、自分が開ける前に仏壇や神棚にお供えする。 お先にどうぞ、という心配り。 『三昧耶戒序』に「善人の用心は他を先とし己を後とす」とあります。なぜなら、「(菩薩がおこす大悲心は) 法界無縁の一切衆生を観ずることなおし己身のご...
仏教と密教

仏性はどこにあるのか

私とか僕というものは、実体がありません。探してもどこにもない。脳(心)が作った仮のもの、イメージです。 私は無い、のだから、死んだらどうなるか、ということもありません。そもそも無いものが死ぬ、ということはない。 肉体はありますが、生滅します...