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密教、仏教、精進料理、望診法の

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仏教と密教

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やってみよう

昔から、何か誘われても、オレはいいよ、と断ることが多かった。 大人になっても僕はやらない、と言う。 どうして、断ったのだろう。何でもやれば、もっと面白い人生だったろうに。 やってみればわかること、やらないとわからないことはたくさんあります。...
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鏡のような智慧・悟りの景色

『即身成仏義』に、「すべての仏は、 なぜ、真の智者という名を得られるのか。 それは、 すべての物の形が 高台の上にある素晴らしい鏡に映し出されるように 如来の心の鏡には、 すべてのものが映し出される。 その、欠けることのない明るい心の鏡は、...
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菩提心という戒

仏教徒のもっとも重要な行為が菩提心さとりのこころを発すること。その内容は、社会悪を無くそうとする心、仏法により、自己の向上させる心迷う人々に利益を施そうとする心です。 執着差別という侵略者と戦い、みんなの向上を願うこと。 この菩提心を保つテ...
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生きる意味

仏性とか如来蔵を考えると、僕らはみな仏さまです。仏さまは、智慧と慈悲の集合体。 誰もが本来無限の心徳をもっているだからすべての人、いのちを助け、安楽にしようと思うのが当たり前、当然のこと、ということになります。生きるとは、そういうこと。慈悲...
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あるがままを体験する

菩提さとりの心を、形で観じる時は満月文字なら阿(ア、a) 阿字観本尊 そこで、「まず阿字を観じて 本心の一分の明相を発起し、 それを次第に清く、明らかにして、 ついには、 生死を超えた悟りを身につけるのである」と『菩提心論』にあります。 『...
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智慧あるものとして生きる

人生は、生老病死という苦である、と、お釈迦さまは考えました。好きな人と別れる愛別離苦あいべつりくや、欲しいものが得られない求不得苦ぐふっとくくもあります。お金やモノだけではなく、もっと才能や体力が欲しい、ということもある。それらの苦の原因は...
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瞑想と智慧

『性霊集』(山に遊んで仙を慕う詩)に、 日月(定と慧)空水(大空と心水)を光らし、風塵(煩悩)妨ぐる所無し是非同じく説法なり、人我倶に消亡す定慧心海を澄ましむれば、無縁にしてつねに湯湯たりとあります。 悟りの心の静けさと智慧が人々の心を照ら...
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みな共に仏道を成ぜん

廻向文えこうもんは、『妙法蓮華経』化城喩品の一説で、ポピュラーな経文です。 願以此功徳 がんにしくどく普及於一切ふぎゅうをいっさい 我等与衆生がとうよしゅじょう 皆共成仏道 かいぐじょうぶつどう 意味は、私の善い行いの功徳が、一切に行き渡り...
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悟りへの憧れ

東日本大震災物故者の菩提と、原発事故収束並びに被災地の復興を,祈念し応援しています。 ところで、『開経偈かいきょうげ』というポピュラーな偈文があります。 唱えるその内容は、「無上甚深微妙法むじょうじんじんみみょうほう 百千万劫難遭遇ひゃくせ...
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心を入れ替える

拝む作法(三密行)の内容は、自己批判自己拡充回向のみっつ。 人間誰でも本来仏であり、それは已に完成されているのだけれど、自己批判(懺悔と反省)がなければ、自己正当化と錯覚と妄想の危険ばかりになります。 そして、だれの心も自分が思っているより...