いつも真言を唱えています。
歩きながら、寝ながら、お風呂入りながら。
真言はmantraの訳で、
梵和大辞典を引くと
敬虔な思想
祈り
賛歌
漢訳で、真言など
mantṛは
考える人
同意する人
manを引くと、
考える
信じる
想像する
漢訳で念、意
traは
保護する
保存する
唱えかたは『秘蔵記』67に五種が説かれます。
蓮華念誦
唱える音が自分の耳に聞こえる
金剛念誦
唇と歯を合わせて少し舌端を動かす
三摩地念誦
舌を動かさず、心の中で唱える
声生念誦
心蓮華の上に白い貝を想い、そこから声を出す、
鈴を振るがごとし、とある。
光明念誦
口から光明が出ると観想して唱える。
oṃ mahā-kāruṇikāya svāhā
オーン マハーカールニカーヤ スヴァーハー
オーン。大悲を持てる者よ。スヴァーハー。
唱える私と唱えられるものが
唱えているうち、ひとつになる。
そうなると、
みんなを拝んでいることになる。
そうしていつも、
鼻歌のように唱えています。