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瞋火は龍趣を感ず

仏教と密教

『十住心論』に龍のことが書かれています。

瞋火は龍趣を感ず
厳顔にして遇すべからず
熱沙は身の上に雨ふり
唼蟲しょうちゅうは鱗の下に聚まる
皮膚幾か銷脱しょうだつする
毒気数々しばしば霧をなす
修羅は索を挽いて来り
金鳥はちてちかづく
閻浮えんぶに不善を行ずれば
非法は禍いをなすこと屢々しばしばなり
人道にもし悪なければ
善龍は泉を下し注ぐ
身を割くともなお忍ぶべし
いかに況や罵声の句をや
畏るべし一瞋の報
長時に懼れを免れざることを

地獄、餓鬼、畜生
怒り、貪り、無知
という凡夫の心。
その畜生道のひとつに
龍の世界があるみたい。

一度の怒りによって、
それまで積み上げた功徳の総てが吹き飛んでしまう。

『密教辞典』には、
・龍 (梵)Nāga
インド神話で蛇を神格化した仮空の動物で、
その長を龍王・竜神という。

大海に住み
雲を呼び雨を降らす魔力を持つものと信じられ・・・、

龍の三患
1, 熱風熱沙に焼かれる苦悩
2, 悪風が住居を吹きまくって宝や衣が脱する苦
3, 金翅鳥(suparṇa)、または迦楼羅 garuḍa
  に食われる苦悩

阿耨多池あのくだっちに住む龍王にはこの苦悩はない。

阿耨多(Anavatapta)は
清涼・無熱の意味。

ヒマラヤの北にあるとされる想像上の池。
金・銀などの四宝を岸とし,中には龍王が住んでいる。

また、
龍の住処を龍宮という。
大海底で厳飾され、宝物が山積する。
仏教との関係では、大乗仏教の守護者。

怒ると龍になるのかな。
そして、
善い龍王と悪い龍王、
善いことをする私と
悪いことをする私がいるらしい。

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