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密教、仏教、精進料理、望診法の

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仏教と密教

無と空

無は、何も存在しないこともしくは、無が存在すること。 無は有の反対、と考えた場合、そこには有と無の対立があり、迷いが生じる可能性があります。 無は非有ではなく、有無どちらもない、その境目がない、大空の中に雲と太陽があるように、有も無も一緒に...
精進料理

夏とろろ

昆布出汁は冷蔵庫でひと晩水出し。伸ばす出汁を多くします。薄めるというのは陰性にするということ。だから、陽性な夏に合う。 麦は米より陰性で、胃もたれがなく腸への移行が早い。だから、とろろに合う。フノリも海藻の中では陰性、陰性だから、いろいろ溶...
精進料理

夏は酸味

春は苦味、陽性な夏には陰性な酸味。トマトや柑橘類、梅干しのクエン酸漬物の乳酸菌酢の物野草ならすべりひゆ、イタドリ 陰性なので、陽性を消し、ものを溶かします。だから、消化吸収の助けになる。 お布施ボタン
仏教と密教

”ひとつ”と”いっぱい”

世界にはこのふたつがあります。 見るもの聞くもの嗅ぐもの食べるもの触れるものは、いっぱいあります。感じること、思うこと、計らうこと、心にとめおくことも、いっぱい、無限にあります。 それら全部を宇宙と観れば、ひとつになります。世界には、それら...
精進料理

誰と何をどう食べようか

同級生に会うと、還暦とか定年という言葉がよく出てきます。 身心が変化したのか、若い時と違い、自分の好きなものを、好きな時に、好きな量だけ、好きなペースで、好きな人と,食事をします。 嫌いなものや酒を勧められるのは困る、戯言を聞かされるのはも...
仏教と密教

沐浴で煩悩を消す

早朝、沐浴をします。 ヘルマン・相原さんの『陰陽と酸・アルカリ』に、「アルカリは精神活動を刺激します。 つまりアルカリの状態だとよく考え、決断力が強くなります」「冷たいシャワーはアルカリ体質にして・・・。」とあります。 つまり、水を浴びるこ...
仏教と密教

孔雀坐

両肘の上にお腹を乗せて、全身を浮かせます。 肝臓、脾臓を押して、強制的に血行を良くする、と考えています。山崎先生の『密教瞑想法』には、脾臓や肝臓の肥大・糖尿病・内臓下垂・便秘・胃炎・痔等に効果があり、全身にファイトが漲ってくる、とある。 孔...
仏教と密教

全部拾うか、全部捨てるか

タイガースを応援するなら、ジャイアンツも応援する。読売を応援しないなら、阪神も応援しない。 平等を考えると、いろいろなことが思い浮かびます。 好きなものを拾い、嫌いなものを捨てる。そうすると、好きなものを失いたくない、嫌いなものに会いたくな...
仏教と密教

真言を辞書で引く

『梵和大辞典』(講談社)で真言を引いてみましょう。 まず、真言はサンスクリット語マントラ:mantraの訳。辞書はこの通り。 学校では、「思考する器」と教わりました。思考して唱える唱えて思考する、それが真言。 真言の始まり文句で多いのが、お...
仏教と密教

怠らず制御する

もっとも根源的な煩悩は、怠惰、放逸。怠らず、心をコントロールすれば、悟り。 その心とはどういうものか。『宝積経』には、「心は幻の像のようなもの。 虚妄な分別によって、 様々なありかたをとって現れる。 心は風に似ている。 遠く行き、とらえられ...