千頭山立石寺 本堂屋根修復事業 趣意書
脳をきれいにする
穀菜食の舎メールサービス 2021.5.6 〇脳をきれいにする
真実が展開する観想
『即身成仏義』には、万物の本体である六大(地水火風空識)が、一切の仏と一切の衆生と一切の国土環境を創造する、とあります。それはどういうことか。『大日経』巻三 悉地出現品第六の偈が引用されています。これはもともと、仏が現れる姿を説いたものです...
私は何?
凡人の性質は五蘊という、五つの執着する要素(迷いと苦の原因)で作られています。色蘊・受蘊・想蘊・行蘊・識蘊の五つ。蘊は「集まり」 色はモノ、肉体。受は感覚(見る)想はイメージ(見たものはネコ)行ははからい、心で決めること(ネコはかわいいなあ...
目の前にある現実が曼荼羅(悟りの境地)
万物の本体は、地・水・火・風・空・識という六つの性質です。大地のような、水のような、火のような・・・。 万物の姿は、イメージ・シンボル・文字・働きという曼荼羅です。 曼荼羅は、すべての徳を備えている、欠けるところがない悟りの境地、という意味...
災いの原因
『性霊集』第六「天長皇帝、大極殿に於て百僧を屈して零あまごいする願文」には、「三綱弛ゆるび乱れて五常廃すたれ絶ゆるときは、 旱撈飢饉し邦国荒涼せり。 国十善を行い、人五戒を修すれば、 五穀豊穣し万民豊楽なり」 (道徳が衰退し、人民が乱れる時...
住職が作った5月の精進料理
端午のおせち 兜飯、末広焼、治部煮、豆腐椀、ごぼう揚げ煮 わらび、油揚げ、人参 筍と湯葉 山椒実醤油漬け 焼き湯葉 新玉ねぎ 焼きなます たけのこ昆布 カツカレー そら豆吉野仕立て 野草てんぷら お布施ボタン
イメージと印象
仏教の目的は転迷開悟、人格の完成。それは、迷う前の自身です。汗やホコリで汚れる前の、買ったばかりの服みたいな。真実界は自性が無いので、空で不垢不浄の印象を、瞑想によって捉えます。 悟りのイメージは、何にも執着していない、何にも染まっていない...
仏性はどこにあるのか
私とか僕というものは、実体がありません。探してもどこにもない。脳(心)が作った仮のもの、イメージです。 私は無い、のだから、死んだらどうなるか、ということもありません。そもそも無いものが死ぬ、ということはない。 肉体はありますが、生滅します...
自心中の曼荼羅を観る
脳内には大量の情報があります。AIのように。見たもの聞いたもの感じたものすべてが脳に蓄積されています。それらを処理する過程(プロセス)が意識。でも、大量の情報はあるけれど、脳にはyahooやgoogleのような検索方法がありません。自覚する...
心の問題が消える時
仏、人間、環境は、すべて、物質と精神の総合形態です。本質的に同じ構造をもっているから、仏=人間=環境と考えます。 物質(モノ、客体、自分以外、構造)+精神(こころ、主体、自分、プロセス)=生命体(いのち)とも考えられます。物質(肉体)が無け...