昔のブログ

密教、仏教、精進料理、望診法の

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米ぞう

仏教と密教

思いをいたす

『性霊集』には還源(げんげん)という言葉が何回か出てきます。 例えば「性薫我を勧む、還暦を思いとす」(造大曼荼羅願文) 性薫は人々が元々持っている仏になる性質、仏の自覚還源は、源へ還る、つまり仏に成ること中川先生は人の本性は、常に向上を願う...
精進料理

皿うどん

ぱりぱりしている(水分が少ない)、揚げてある、塩気がある、というかなり陽性な麺なので、野菜の陰性に、とても合う。 夏野菜を吉野葛でとじました。 ☆ofuse(お賽銭)箱
仏教と密教

自分が関心をもったすべての塵

エゴマの花が咲き始めました。 『般若心経』にも登場する、色声香味触法(しきしょうこうみそくほう)を六塵と云います。心を染め汚すものだから塵という。 感覚器官、もしくはそれを刺激するものですね。視覚と視覚刺激、聴覚と聴覚刺激・・・。 見えるも...
乗り物

車両基地の961系

確か1979年メキシコからお客さんが、わが家へ遊びにきてくれた スペイン語が話せる同級生を誘い、近くの新幹線車両基地(小山試験線管理所)へ。 東北新幹線開業前の、小山試験線を走る961系を間近で見た。特別な日だったのかどうか覚えていないけれ...
仏教と密教

聖への憧れ

人生の中で、一日のうちで、自分のなかで、一瞬のうちに、聖と俗を行ったり来たりするのが人生、と考えています。 その中で、聖なるときは、ひとりでいることに慣れる時。 「潤水一杯朝に命を支え、山霞一咽夕に神を谷(やしな)う」(一杯の水で身体が喜び...
仏教と密教

経典に書いてあるのは仮説

仮説(けせつ)は、仮に言葉で説く、ということ。 言葉を使うと、その言葉に限定されてしまうので、うまく伝わらないことはよくあります。 とりあえず、ことばで言えば、こういうこと、という感じかな。 例えば『般若心経』に、「色即是空(色は則ち是れ空...
乗り物

東武熊谷線 妻沼駅

大学入試に失敗した僕は予備校通い。時々上京して、現役合格した同級生のアパートに泊めてもらいながら遊んだ。 明日はどこかへ行こうぜと出かけたのが東武熊谷線なぜそこへ行ったのかは不明、楽しかったかどうかも不明、平凡で普通の日、それがとてもいとお...
仏教と密教

成仏の切り札

仏教生活、仏道修行の基本は、大智、大悲、大定。 大智は、自心を実の如く知ること、存在とは何かを知ること。最勝の道を求めること。自利。大悲は、優しさと思いやり、仲良く生きるということ。利他 以上はいわゆる智慧と慈悲、本来清浄な心であるいのちは...
仏教と密教

思考する道具

真言は、サンスクリット語のマントラ( Mantra)の訳語。manは思考するtraは道具とか器 真言によって真実を思考します。但し、達人と凡人では、使いかたがちょっと違う。 『声字義』に、如来の説法は必ず文字による文字の所在は六塵その体なり...
仏教と密教

真言念誦の特殊性・神経瞑想と内臓瞑想

世界は循環しています。月星も大気も水も。身体の中では、呼吸や血液や体液、そして思考が。社会ではお金が循環し、心のなかでは、聖と俗が巡ります。 瞑想行の精神集中では、 腰(会陰、生殖器)、腹(臍)、胸(心臓)、喉、額、頂上のように、身体の下(...