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密教、仏教、精進料理、望診法の

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仏教と密教

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指先から宇宙へ

合掌すると心が落ち着きます。 片手の指は五本に分かれていますが、それぞれの指の根元に至れば一つの掌。 その掌は、腕、肩、首、反対側の肩、腕、掌、五本の指とつながっています。 一本の指先が、頭頂からつま先まで、つながっている。一本の指先に全身...
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粉みたいな私

小麦粉やそば粉など、 粉をそのまま食べるのは難しい。 吹けば飛んでしまう。 なので、 水や湯でこねてまとめます。 さらに、 細く伸ばしたり、薄く広げたり、 それを茹でたり焼いたり揚げたりして食べる。 粉自体には、どうしようという気もなく、 ...
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発見という悟り

何かを続けると、何かを発見します。 心は自由で放し飼い状態。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。でも、目的を定めて、強く思えばそこへジャンプします。強く思えば、それを妨げるものから、自然と離れます。だから、だめだなあ、と思わないで、目的があ...
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心のほかに何もない

よくよく考えてみると心にあるものしか僕らは知らない。 見る聞く嗅ぐなどの刺激を感じ、それらを思い、計らい、知り分けています。 でも、感じたことだけ。感じていない、心内に無いことは知らない。 感じたこと(見る、聞くなど)が心を発生させますが、...
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曼殊沙華

サンスクリット語:mañjūsakaの音訳。 梵和辞典には、・天上の花の一種とあります。 日本ではヒガンバナ 根には毒がありますが、 漢方では石蒜せきさん という薬になります。 仏や如来の瞑想と悟りを喜び、会い難いことに会う喜びをもって、天...
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三密加持速疾顕

「三密加持すれば、速疾に顕はる」 と読みます。『即身成仏義』にある頌の一部分。 栂尾先生の訳では、 「仏と凡夫の三つの神秘のはたらきが たがいに力ぞえするがゆえに すみやかに かないごとを あらわす」 自分の身密おこない・口密ことば・意密お...
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ありのままの姿

身体に三昧耶戒をすり込めば法身ありのままのすがた になります。 三昧耶戒は・他を自己と思う慈悲心。大悲・道を求める向上心。大智・自心を観察し、そこに至る如実知自心。大定 のみっつを保つこと。 社会では様々なルールが基本となるように、 法身の...
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プライバシー

日本国憲法第十三条は、 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン に...
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宇宙から本体へ

僕もあなたも宇宙であり仏である、の続きです。 我即法界我即大日というのが密教の立場。 法界:dharmadhātuを『密教辞典』で引くと、 「意識の対象となる一切の境界 法は意識の働く対称であり、 諸法はそれぞれに自性が異なる存在である点で...
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僕が悟れば、あなたも悟る

『秘記』に、自身即ち五分法身(愚かさの迷い=煩悩が無い身と心)なるがゆえに法界も亦五分法身なり一切衆生も亦復五分法身なりこの故に自身と法界と仏界と衆生界と皆無二平等なり是の故に一成一切成と云う とあります。 一成一切成を、辞書(コトバンク)...